暑い夏こそよもぎ蒸し!?夏の不調によもぎ蒸しが効果的な理由とは

「よもぎ蒸しは暑い!」そんな印象が強いですよね。

韓国発祥の民間療法であるよもぎ蒸しは、身体を内側からしっかり温めることで大量の汗をかきます。「夏は暑くて自然と汗をかくから、わざわざよもぎ蒸しで汗をかく必要はないよね」と思っている方も多いかもしれません。

でも、実は夏の不調にこそ、よもぎ蒸しで身体を温めることに効果があるのをご存じでしょうか?

夏の意外な不調の原因と、夏の不調によもぎ蒸しが効果的な理由についてご紹介します!

夏の不調の原因

夏の不調の主な原因は、意外にも「冷え」と「乾燥」です。冬の心配ごとと思われがちな冷えと乾燥が、夏の不調にどう関係してくるのか見ていきましょう。

冷えによる体の不調

夏に身体が冷える原因は2つあります。それは「冷房にあたりすぎること」と「冷たい物をとりすぎること」です。

・冷房にあたりすぎる

オフィスやお店、電車の中などでは冷房がキンキンに効いていますね。

冷房で冷やされた身体は外気との気温差についていけず、血の巡りが悪くなったり自律神経が乱れたりします。

その結果、寝つきが悪くなって寝不足となり、体調を崩してしまうことがあるでしょう。

・冷たい物をとりすぎる

暑い夏は冷たいジュースやビールがおいしくて、ついガブガブ飲みすぎていませんか?

これが、内臓を冷やす原因となっているのです。

内臓の冷えが胃を弱らせ、食欲不振や身体のだるさを引き起こしています。

乾燥による体の不調

夏は、強い紫外線や冷房の風など、様々な乾燥の原因が潜んでいます。

しかし、夏は湿気が多く、汗もかくので、保湿ケアに手を抜いてしまいがちです。これがお肌の乾燥の原因となっています。また、汗をかいて肌に残った塩分も、お肌を乾燥させる原因の一つです。

まさに夏の今、私も冷えと乾燥に悩まされていることに気がつきました!

夏の不調によもぎ蒸しが効果的な理由

身体を内側から温めるよもぎ蒸しは、夏の不調の原因である冷えと乾燥に効果的です。

よもぎ蒸しの効果について、詳しくご説明しますね。

よもぎ蒸しの効果①冷え性の改善

よもぎ蒸しは、身体の芯からポカポカに温めて血流をよくし、冷え性改善に効果的です。

身体が芯から温まるのは、よもぎを煮立たせて発生させた蒸気を、膣などの粘膜から直接吸収できるからです。

よもぎ蒸しを受ける時にかぶるマントは足先まで隠れる長さなので、手先足先の末端まで温めることができます。

よもぎ蒸しによる冷え性の改善は、肩こりや便秘、むくみなどにも効果的です。

また基礎代謝が上がるためダイエット効果も高まると言われていますよ!

よもぎ蒸しの効果②保湿力アップ

よもぎ蒸しは、保湿力アップや肌荒れ改善の効果があると言われています。

身体を内側から温めるよもぎ蒸しは、代謝を高め、細胞を活性化するからです。

また、よもぎに含まれるクロロフィルという成分には殺菌作用があります。

よもぎ蒸しの蒸気を浴びることで、ニキビやあせもの改善も期待できるでしょう。

よもぎ蒸しでかく汗はサラサラ?

「暑い夏によもぎ蒸しで汗をかいたら、ベタベタして気持ち悪いのでは?」と心配になりますよね。

実は、よもぎ蒸しでかく汗はサラサラしているのでそれほど不快にならないのです。

私も実際によもぎ蒸しを体験した際、蒸されて汗をかいても気持ち悪いとは感じませんでした。

よもぎ蒸しで汗をかいてもベタベタしない理由は、汗が「皮脂腺」という器官から分泌されることに関係しています。

日常生活における運動や入浴でかく汗は「汗腺」という器官から分泌されます。

発汗することで温度調節の役割を果たしている汗腺ですが、汗腺から出る汗はベタベタして嫌われがちです。

一方、皮脂腺は、汗を出すことで皮膚を潤わせたり、体内に蓄積された有害物質を排出したりする働きがあります。

汗腺から出る汗とは性質が違い、べたつきがなくサラサラに感じるのです。

通常、皮脂腺から汗をかくには30km以上のマラソンや、2時間以上のエアロビクスが必要と言われています。

よもぎ蒸しなら、30分前後座っているだけで皮脂腺が開き、汗をかくことで老廃物を排出するデトックス効果が期待できますよ。

まとめ

夏の不調は、意外にも「冷え」と「乾燥」が原因でした。

よもぎ蒸しなら「冷え性改善」と「保湿力アップ」で、夏の不調に効果があります。肩こりや便秘、むくみの改善も期待できるでしょう。

また、よもぎ蒸しでかく汗はサラサラしているのが特徴です。暑い夏こそ、よもぎ蒸しでしっかり汗をかいてデトックスしましょう!

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