「高血圧の予防をしたいけど、なにをすればいいの?」「突然、高血圧になったりするの?」
高血圧は太っている人に多い印象がありますよね。生活習慣の乱れや遺伝的に高血圧になりやすいなど、様々な要因があります。
今は健康的だし、家族には高血圧の人はいないから自分は大丈夫だと思っていませんか?
実は40歳すぎてからの女性は高血圧になりやすいのです。
それは、「閉経期高血圧」と呼ばれており、更年期障害の1つ。
閉経期高血圧の予防対策として「よもぎ蒸し」が良いと言われています。
では、何故、よもぎ蒸しが良いと言われているのかを閉経期高血圧のしくみと共に見ていきましょう。
閉経期高血圧とは
初めて耳にする方も多いのではないでしょうか?
閉経期高血圧とは、閉経後に血圧が高くなる症状です。
「エストロゲン」という女性ホルモンがあります。
このエストロゲンは月経・妊娠・産後に非常に関わりがあることで知られていますが、血液や骨とも関係が深く、腎臓の働きにも大きな役割があるホルモン。
閉経後、エストロゲンの量が低下することで、腎臓の働きも低下してしまいます。
すると、腎臓の機能である、「尿と一緒に塩分を体外に排出すること」がうまく出来なくなり、体内に塩分が貯まることで血圧が高くなり、閉経期高血圧を引き起してしまいます。
高血圧の人は塩分摂取を控えましょうとよく言われていますよね。
摂取していなくても、閉経後は体内に塩分が貯まってしまうので困ったものです。
女性にとって閉経は必ずやってくるので、事前に閉経期高血圧予防の知識を知っておきたいところですね。
よもぎ蒸しが閉経期高血圧予防になる理由
閉経期高血圧のセルフケアとして、「体の深部体温を上げること」が重要。
深部体温を上げることで、体内のNO(エヌオー)の量が増えます。
NOって何?て思いますよね。
NOとは、一酸化窒素。
血管内のNOが増えることで、血管がしなやかになり血流の流れがよくなります。
すると、腎臓から排出される塩分量を増やすことが可能。
そこで、深部体温を上げる方法としておすすめなのが、「よもぎ蒸し」。
よもぎ蒸しは膣に直接よもぎのスチームをあてることで、体の芯からポカポカと温めることができます。
深部体温がゆっくりと上がっていくのを実感できて気持ちいいですよ!
そして、代謝がアップし血流改善効果でNO増加につながるという流れになります。
難しい用語が多いので、簡単に言うと、よもぎ蒸しで血流改善効果→塩分が体外に排出される→閉経期高血圧の予防!
となるのです。
よもぎの成分
ここで、よもぎの成分もみておきましょう。
よもぎには、「クロロフィル」と「カリウム」という成分が多く含まれています。
クロロフィルは造血作用や血をきれいにする作用があり、血液の巡りをよくさせて血圧を安定させてくれます。
また、カリウムはたくさんのナトリウムを体外に排出する効果があります。
体にたまった塩分をカリウムが頑張って体外に出してくれるので、血圧があがることを防いでくれている心強い薬草ですね。
よもぎの成分は高血圧に効果的であり、その成分をよもぎ蒸しで体のすみずみまで浴びせることが出来るので、より効果がアップします。
まとめ:女性特有の高血圧とよもぎ蒸しの効果
・女性であれば、閉経期高血圧になる可能性がある。
・閉経期高血圧は体内に塩分が貯まることで起きてしまう症状。
・よもぎ蒸しで血流改善し、塩分を体外に出すことができる。
・よもぎの成分も高血圧予防に効果的。
よもぎ蒸しが閉経期高血圧の予防対策に効果的なことが分かっていただけましたでしょうか。
その他にも、よもぎ蒸しには美白効果・アンチエイジング・ダイエット効果・リラックス効果など、閉経期に起こる様々な症状を緩和させてくれる力があります。
よもぎ蒸しをするときは、お店の人に「閉経期高血圧の予防のため」と伝えましょう!
ブレンドするハーブも高血圧に効果的なものを選んでもらえますよ。