「よもぎ蒸しって衛生面はどうなの?」「汗をたくさんかくから不潔じゃないの?」
美容や婦人科系のお悩み、体質改善など、美意識が高い女性の間でブームとなっているよもぎ蒸し。
よもぎ蒸しの一番の特徴は大量の汗をかけることではないでしょうか。
そこで気になるのが、よもぎ蒸しのイスの衛生面。
高温多湿の部屋でずっと使われているイスって不潔では?っと、心配になりますよね。
実は、どの様な素材のイスが使われているかでサロンを選ぶことが重要です!
安心してよもぎ蒸しが行えるように、イスの種類についてみていきましょう。
よもぎ蒸しのイスの種類は3種類
よもぎ蒸しは裸になって、そのままイスに座って行います。
イスが清潔であることがとても大切。
よもぎ蒸しのイスは、「木製・プラスチック製・黄土製」の3種類あります
それぞれの種類のメリットとデメリットをあげて比較しながら見ていきましょう。
木製のイス
・安価で手が届きやすい値段。(3万円~5万円)
・軽い為、移動が楽。
・木の香りで癒しの効果あり。
・雑菌が繁殖しやすい。
・しっかりと使用後に水滴を拭き取らないとカビの温床に。
・温まりが黄土の椅子と比べると非常に弱い。
よもぎの蒸気やマント内にこもった湿気により、カビや雑菌が繁殖します。
これらを防ぐためには、化学物質のコーティングや殺菌・消毒スプレーを頻繁に行う必要があります。
これでは、木の香りがなくなってしまうので、癒し効果が実感できません。
蒸した蒸気を浴びた際にスプレーの有害物質も同時に浴びる恐れがあります。
これでは何のためのよもぎ蒸しか分かりませんね。
また、木に住みついた菌たちは、徐々に繁殖していき時間をかけて浸食してきます。
木製はよもぎ蒸しとの相性が悪いですね。
木は癒しのパワーがあるだけに残念です。
安価で手に入りやすく使い勝手は良いのですが、雑菌が繁殖しやすいので、粘膜吸収をするよもぎ蒸しにとっては、とても不潔で体に害を及ぼす危険があります。
また、頻繁に新しいイスと買い換えていると、コストがかかりますし、エコにも優しくないよもぎ蒸しになってしまいますね。
プラスチック製のイス
・安価。
・デザイン性が豊富。
・軽い為、移動が楽。
・割れに強い。
・熱に弱く、有害物質が溶けやすい性質。
・温まりが黄土の椅子と比べると非常に弱い。
常に蒸気を浴びているイスは、熱がこもるので徐々に温度が上がり、プラスチックから目に見えない有害物質が発生します。
すぐには体に害がないかもしれませんが、確実に体に蓄積されてしまいます。
よもぎ蒸しは膣から直接よもぎの蒸気を浴びせることができるので、婦人科系のお悩みには効果的ですが、有害物質も一緒に吸収してしまったら...と考えるだけで怖いですよね。
黄土製のイス
・遠赤外線効果や殺菌作用がある。
・黄土そのものに自浄作用がある。
・木製、プラスチックより体が温まる。
・高価で手が届きにくい値段(15万円前後)
・移動の際に落として割ってしまうリスクがある。
黄土製はどの素材よりも価格が高いですし、陶器なので雑に扱うと割れてしまう恐れがあります。
しかし、よもぎ蒸しとの相性は抜群です。
木製やプラスチック製の椅子と比較しするとその効果の違いは群を抜いています。
鉄分・カルシウム・マグネシウムや酸素など、黄土自体にたくさんの良い成分が含まれています。
「ハーブの女王」と呼ばれているよもぎとかけ合わせることによって、より効果が期待できます。
また、加熱されることにより、遠赤外線が放出されて体の芯からポカポカになります。
血流の流れが良くなるので、基礎代謝アップ・美肌効果・疲労回復・生理痛緩和などにつながるので、嬉しいかぎりの効果ですね!
黄土の椅子について詳しく書いた記事もありますので是非ご覧ください。
まとめ:よもぎ蒸しの椅子選びのポイント
・木製は雑菌の繁殖がしやすく不衛生。
・プラスチック製は有害物質が発生するので危険。
・黄土製はよもぎ蒸しと相性抜群!
衛生面や体への安全性を考えると、黄土製のイスが一番のオススメ!
より効果を期待したいなら、黄土製のイス&無農薬のよもぎを使用しているサロンを探してみてください。
また、イスの材質だけでなく、使用しているお鍋の消毒・マントやイスが置かれている床の掃除など、毎回行われているかをサロンに確認するのもありです。
どうしても衛生面が気になる方は、紙パンツの使用が可能かを事前にサロンに問い合わせることも良いでしょう。
気持ちよくよもぎ蒸しが行るサロンを見つけてくださいね。