温活で注目されているよもぎ蒸しですが、「副作用が気になる」という声を耳にすることがあります。
よもぎ蒸しを受けた後に身体のだるさや頭痛が出るというものです。
よもぎ蒸しは本当に副作用が出るのでしょうか?
もしかしたら副作用ではなく好転反応かもしれません。
この記事では、副作用と好転反応の違いや、よもぎ蒸しの好転反応についてご説明します!
副作用と好転反応の違い
そもそも、副作用と好転反応は何が違うのでしょうか?
まずは、副作用と好転反応の違いについてご説明します。
副作用とは、薬の使用によって身体に起こる、薬の目的以外の有害な反応のことです。例えば風邪薬を飲むと眠くなりやすい、というのも副作用の一つです。
薬を飲む量を間違えたり、体調がよくない時に薬を飲んだりすることで、副作用が現れる可能性があります。
好転反応とは、薬や漢方などを摂取することで一時的に症状が悪化したり、身体のだるさが続いたりすることです。
瞑眩(めんげん)反応とも呼ばれます。
好転反応は誰にでも起こりうる反応です。
あくまで身体が回復に向かう過程で起きる現象なので、副作用とは異なります。
また、好転反応は長くても2週間程度で治まることが多いのも特徴です。
よもぎ蒸しの好転反応
よもぎ蒸しは、人工的に合成された西洋薬よりも好転反応が起こりやすいと言われています。
よもぎ蒸しにはデトックス効果があるので、老廃物を身体の外へ排出する際の一時的な反応として好転反応が見られるからです。
特に、あまり汗をかかなかったりトイレに行く回数が少なかったりする人は、老廃物を体内に溜め込みがちなので好転反応が出やすい傾向にあると言えるでしょう。
よもぎ蒸しの好転反応には、次のような特徴があります。
・体調によって、当日に起こることもあれば翌日に起こることもある
・身体が正常なバランスを整えようとするため、眠気やだるさ、疲れを感じる
・血流が促進され、頭痛が起こる
・老廃物が排出されるためお腹が痛くなって下痢をしたり、湿疹やかゆみが出たりすることもある
・腸の動きが活発になり、おならが増えることがある
好転反応が出た時は、多めの水分を取って休息するようにしてくださいね。
なお、副作用と好転反応の判断は難しい場合があるので、心配な場合にはよもぎ蒸しを受けたところに相談するようにしましょう。
よもぎ蒸しを控えた方がよい人
健康や美容に効果のあるよもぎ蒸しですが、次のような人は施術を控えた方がよい場合があります。
・よもぎやキク科の植物にアレルギーのある人
・高血圧や不整脈、心臓に関わる持病のある人
・生理中の人
・妊娠中、または妊娠の可能性がある人
まとめ
副作用と好転反応は異なります。
どちらも身体の不調ではありますが、好転反応はあくまで身体が回復に向かう過程で起きる一時的な現象です。
また、よもぎ蒸しの好転反応には、次のような特徴があります。
・体調によって、当日に起こることもあれば翌日に起こることもある
・身体が正常なバランスを整えようとするため、眠気やだるさ、疲れを感じる
・血流が促進され、頭痛が起こる
・老廃物が排出されるためお腹が痛くなって下痢をしたり、湿疹やかゆみが出ることもある
・腸の動きが活発になり、おならが増えることがある
なお、次のような人は施術を控えた方がよい場合があるので注意するようにしましょう。
・よもぎやキク科の植物にアレルギーのある人
・高血圧や不整脈、心臓に関わる持病のある人
・生理中の人
・妊娠中、または妊娠の可能性がある人
今回の記事を読んでいただいたことでよもぎ蒸しによる一次的な頭痛や身体のだるさは『副作用』ではなく『好転反応』であるということがお分かりいただけたと思います。
この知識があれば、自宅でよもぎ蒸しを行うことも可能です。
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